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【車両】
【車両の変遷】
1982年 国鉄長新線にて線内運用開始
103系５両編成・４両編成が首都圏より改造の上転属。転属元の常磐線のエメラルドグリーン塗装のままで運行した。1986年以降の新潟口増便時には、区間運転用として103系1000番台４両編成が同じく改造の上で追加配備された。こちらは常磐緩行線からの転属となり、車体色は当初灰色地に青緑のラインカラーであった。その後、三条連絡線内用として105系２両編成１本が配備された。
降雪時の視認性が良い事から引き続きエメラルドグリーン塗装は継続して使用された。
1987年 国鉄分割民営化・ＪＲ長新線へ
1988年 信越・羽越線直通運転開始
信越線・羽越線への直通開始と、長新線内通し運転開始に伴い、115系1000番台４両編成と３両編成が転属。ＪＲ化後の過渡期であり湘南色、一次新潟色が混在していた。
1990年 越後急行設立
1998年 万代線開通
コーポレートカラーが稲穂のイメージをベースにしたものに統一され、車体塗装もこれに併せてオリジナルのものに変更された。ＪＲに併せ一旦は二次新潟色に塗装変更されていた115系列を含めての変更であった。
2002年 ダイヤ改正
初期の103系置換えと増便対応の為、103系1000番台４両編成と1200番台３両編成を、また105系置換えの為、115系500番台を導入した。
2004年 通勤ライナー運行開始
通勤ライナー用として485系1500番台６両編成を導入。日中は普通列車としても運用されていた。2017年にはライナー増便と老朽化の為、1000番台と3000番台に置き換えられた。
2012年 二階建て車両導入
追加料金を伴わないサービスとして、廃車となったサロ124系二両を導入し、115系500番台２編成に挟んで運用を開始した。
2015年 103系列の211系への置換え開始
103系1000番台、1200番台の製造から45年が経ち、両車が老朽化した事から、これらを首都圏での運用を離脱した211系1000番台車に置き換える事となった。211系はそれぞれサハが抜かれ４両、３両化されて運用を開始した。
2021年 185系への置換え開始
最後まで残っていた115系1000番台を首都圏での運用を離脱した185系200番台に置換えた。当初は215系を４両化し置換える計画であったが、中間車の先頭車改造費用が見直しとなり中止となった。
185系は話題性での集客効果を狙い、一編成は塗替えは行わずストライプのまま、もう一編成は登場時の緑帯に変更されて運用している。
2022年 115系運用終了・215系導入
JR新潟エリアでの115系運用終了に併せ115系500番台が運用離脱となり、124系は休車となった。当車の廃車をもって２両編成が消滅し、三条連絡線はJR弥彦線のE129系が充てられる事になった。
当初の計画から変更があり215系が耐寒耐雪工事のみ施され、６両に短縮されて運用を開始した。
【車両形式】
越後急行の所属車両は全てJR新潟エリア（直流電化区間）に乗り入れ可能である。開業時より新製配置の実績はなく、全車両形式番号は基本的に元の国鉄・JRの形式をそのまま 流用し、越後急行(ECHIGO EXPRESS)を示すEEを番号の前に付加している。
車両は全て通勤・通学利用を前提としており、観光イベント列車等は所有していない。
【現在の所有車両】
・EE124系（2012～休車中）
元JRサロ124系 付随２両編成
・EE211系（2015～）
元JR211系1000番台 ４両４編成 ３両10編成
・EE485系（2017～）
元JR485系3000番台 ４両１編成（越後ライナー）
元JR485系1000番台 ４両１編成（越後ライナー）
・EE185系（2021～）
元JR185系200番台 ４両２編成（三条快速用）
・EE215系（2022～）
元JR215系 ６両３編成
【過去の運用車両】
・EE105系（1987～2002）
元JR105系（103系改造車） 耐寒耐雪対策車 ２両１編成
・EE103系（1982～2003）
元JR103系 耐寒耐雪対策車 ４両２編成・３両８編成
・EE103系1000番台（1984～2015）
元JR103系1000番台 耐寒耐雪対策車 ４両４編成
・EE103系1200番台（2002～2015）
元JR103系1200番台 耐寒耐雪対策車 ３両４編成
・EE485系1500番台（2004～2017）
元JR485系1500番台 ６両１編成
・EE115系（2002～2022）
元JR115系500番台 ２両３編成
・EE115系（1988～2022）
元JR115系1000番台 ４両５編成・３両５編成